ダブルクロス 2nd Edition 煉獄への扉 第二楽章
キャンペーン第二話
廻り出した運命の車輪は止まらないっ!!!!
■ PC紹介
藍崎黒曜
UGNもFHも知らない野良オーヴァード。
超血統という面白いDロイスを取得したので変な奴に狙われることに。
彼はいまだ、その非情な運命を知らなかった。
神座玲音
人気上昇中の学生ミュージシャン。
記憶喪失で過去に何かあるらしい。何があるかはGMも知らなかった。
彼はいまだ、その非情な運命を知らなかった。
春城未来
レッドブックに載るユキヒョウを猫と言い張って飼う中学生。
幼いころ助けられた命の恩人に出うことになる。
彼女はいまだ、その爆笑な運命を知らなかった。
木下典恵
アメフト選手の大学生。ポジションはミドルラインバッカー。
自分そっくりの人物に出会うことになる。
彼女はいまだ、その非情な運命を知らなかった。
一条絆
探偵を自称する中学生。探偵は職業でなく生き様だとは無理は承知で私立探偵(ハードボイルド)の名言。
兄の行方を追って事件にかかわる。
彼女はいまだ、待ち受けるはいかなる運命か。
小鳥遊伊吹
唯一まともな設定をしているUGNエージェント。
先輩である一条源九郎の行方を追っている。
彼女はいまだ、待ち受けるはいかなる運命か。
今回は戦力的にはトリッキーなことをするPCもなく、ある意味スタンダードなパーティ構成。
■ 今回予告
運命は止まらない。10年という時を経て、運命は再び廻り出した。
破局へと続く鎮魂歌を奏でながら聖者は救いを謳う救済へと至る聖譚曲を演じながら狂者は憂いを歌う
『鍵』に迫る選択開かれし『門』へと続く苦行の道
正義のために男は駆ける。
対するは人の意思か――。世界の意思か――。
レネゲイドアクションRPG ダブルクロス 2Edition『煉獄への扉』
第二楽章 オリンポスの主神
世界を破滅へ導く輪舞曲。
天帝の怒りが全てを裁くっ!!
■ 本編
事件の舞台は鳴守市。ここで煉獄の扉が開こうとしていた。
玲音のライブ中に観客がジャーム化する事件が起きる。
その場でジャームを倒す源九郎と邂逅する。
伊吹は源九郎に力を貸してくれと頼まれる。答えに悩みながらも鳴守市へと向かう。
源九郎「次の満月の日、鳴守市で扉が開かれる。 それまでに答えを聞かせてくれ」
絆は父、貴彦から源九郎の手紙を渡される。
貴彦「口が減らんな――そういうところは母親と同じか。
源九郎のやつがお前あてに残した手紙だ。
見せるつもりはなかったが――勝手にするがいい」
そこには源九郎の目的の一端である『王』という言葉が書かれていた。
典恵は自分と瓜二つの人物聖瑠花に出会う。一瞬の邂逅。その後、瑠花を追ってきたUGNエージェントを突き飛ばしたが、捕まってしまった。
エージェント「何を白々しいことを。
詳しい話は支部で聞かせてもらう。
さあ、くるんだ」
※とりあえず、無意味に倒すは想定外だったっ!!
未来はユリシス・バージストと再会する。
それを警戒するように忠告するユキヒョウのユキ。なんと、ユキは喋れたのだ。それもただのユキヒョウではなく、西方の守護神、白虎であった。
ユキ「主殿は拙者が守るでござる」
呆然としながらも、ユリシスの情報を求めて彼女はUGNへ向かった。
普通のユキヒョウなんて日本に持ち込めるわけないのですよ。
あとPLがホワイトタイガーのぬいぐるみ抱えてましたっ!!
黒曜の元に藤宮天綾が訪れた。
彼は世界を救うために力を貸してほしいと告げる。
しかし、自信に満ちた様子で語る天綾に不信感を感じた黒曜はそれをいったん断る。
考える時間を与えると告げて去る天綾。
天綾「君には素晴らしい力がある。そうだろ?
だがその力は君が考えているより素晴らしい力なんだよ。
君の力は世界すら変えることができる。
素晴らしいと思わないかい?
僕はその手伝いをしたいと思うんだ?
どうだろう、僕の話を聞いてみないかい?」
うぐぅ。小学生にはついていくのに世界を救うという素晴らしい目的には賛同しないとはっ!!
※黒曜のPLは別のセッションでPC1をやったとき、敵の小学生に拉致られたことがある。
黒曜は天綾が残した言葉を調べるために、探偵として絆を訪ねる。
UGNでカルタグラの調査の依頼を受けた伊吹、典恵、未来、玲音はカルタグラの調査を始めた。
典恵に突きつけられる複製体という事実と父親の死。
命の恩人と敵対することになる未来
勝手に進む事体に苛立つ黒曜。
兄と決別する絆
伊吹に語られる源九郎の目的。
玲音に向けられた天綾の不可解な言葉。
すべてのレネゲイドウィルスを支配できる力を手に入れられると告げられた黒曜。
カルタグラはその目的のために周囲でジャームが発生させているという事実。
世界中のレネゲイドを封印し、世界に平和をもたらすという源九郎の目的。
PCたちは順調に事件の真相に迫る。
そして、満月の夜。魔都の名を冠した塔にてすべてが決着する。
伊吹は源九郎の目的を否定し、それを挫くこと決意した。
流されるままであった黒曜も周囲で発生するジャームを垣間みて、壊れゆく日常を守るため決戦の地へ。
塔の最上階で迎え撃つは藤宮天綾。一条源九郎。ユリシス・バージスト。
戦闘はPCの圧勝であった。
本来は死ぬはずのなかった天綾が死に、ジャームの犠牲になるはずだった冬山親子は助かった。
もう一ラウンドもてば楽しいことが起きていたのにーーー。
瑠花「この場はあなた達の勝ち。まだ早いしね。時が来たら会いましょう」
最後に現れた聖瑠花は次の存在を匂わせて去って行った。
取り戻された平和。
しかし、物語は終わっていない。
すべてが始まった10年前の因縁。
その果てにたどりつく場所。
次回、すべての因縁がたどり着く先が世界の行く末を決める!!
次は全員参加だっ!!!!!!!!!!!